7000年もの太古より、大河ナイルを中心にして栄えてきたエジプト。ピラミッドや神殿といった遺跡や絢爛豪華な副葬物の数々は、私たちにロマンやミステリーを感じさせ続ける、魅力にあふれる国。今回はナイル川中流に位置し、「古代都市テーベ」として知られるルクソールを中心に、エジプトの魅力を紹介していきます。
エジプトといえば古代文明発祥の地。 紀元前3000年ごろに成立した統一国家のもとで、ピラミッドや神殿が建設され、象形文字が使われ、測量術・暦法などの科学技術が発達したところとして知られています。 中でもルクソールは、かつてテーベとよばれた古代エジプトの首都があった場所として、世界中の観光客を魅了しています。 ギリシャの詩人ホメロスが「百門の都」と謳ったこの地域には、ナイル川を挟んだ東西に数多くのモニュメントや高い柱のある神殿が残されています。太陽が昇るナイル東岸には生命と成長の源を意味する「生者の都」としてカルナック神殿やルクソール神殿などが、日が沈むナイル西岸には生命の衰退を意味する「死者の都」として、歴代のファラオが眠る王家の谷や数々の葬祭殿などがつくられています。 ルクソールではカイロとは違った古代遺跡に巡り合えるのに加えて、安定した気候のもと、ナイルクルーズやゴルフといった、大人の好奇心や興味を満たしてくれるメニューが盛りだくさん。 ギザのピラミッドやスフィンクスから、さらに奥へ踏み込んだエジプトの魅力。百聞は一見にしかず、あなたの探していた旅がここにあります。
現在、エジプトには7ヵ所の世界遺産が登録されています。意外に少ないと思われるかもしれませんが、その1ヵ所でいくつもの貴重な遺跡を見ることができます。今回紹介しているルクソールももちろん登録されています。
古代都市テーベとその墓地遺跡(ルクソール) / アブ・ミナ<コプト教遺跡群>(アレクサンドリア) / アブ・シンベルからフィラエまでのヌビア遺跡群(アブ・シンベル〜アスワン) / ワディ・エル-ヒータン<鯨の谷>(カイロ)
ナイル川がもたらす米や豆などの穀物や季節の野菜、地中海でとれる魚介類、と豊富な食材に恵まれたエジプト。イスラム教徒の多い地域だけに、宗教的に豚肉やアルコールを使わないハラル料理が一般的とされ、そのため肉は牛や羊、鶏を中心に、鳩やウサギも食されます。 また、日本でヘルシー野菜 として知られるモロヘイヤも、エジプトから来たものです。栄養価が高く、とろみのあるモロヘイヤスープは古くから人々に親しまれてきました。 エジプトの食事は、昼食が14時、夕食は22時と日本と比べて遅くとります。また、スパイスやにんにくを使う料理が多く、すき焼きのような甘い味付けを好みません。 しかし、デザートとなれば話は別で、菓子類は総じて日本人には甘すぎるほど、とことん甘いのだとか。これも暑さを生き抜く貴重なエネルギー源なのでしょう。
来日して10年になりますが、妻が日本人なので、家では和食とエジプト料理を食べます。エジプトでは肉や魚を生で食べませんが、日本に来て刺身や寿司が大好きになりました。ただ、すき焼きの甘さは苦手で、私だけ特別なソースを作ってもらうんですよ。慣れ親しんだ味覚はなかなか変えられないものです(笑)。 屋台では1日4〜5種類を販売し、豚肉を使わないラム肉の丼やチキンカバブや、米、パスタ、豆を混ぜた「コシャリ」というベジタリアンに人気の料理もあります。気軽にエジプトの味を体験できますよ!
豪華客船で遺跡をまわる「ナイルクルーズ」。効率的でいて、その優雅に過ごせる時間は、ぜひとも体験したい旅。ルクソールとアスワン間のクルーズは特に有名です。
デッキにはプールがあり、高級ホテルのようなリゾート気分を味わえます。
デッキのレストランから見る沿岸の風景は時の流れを忘れさせてくれ、ゆったりとくつろげます。
夜になると、エジプトの民族衣装に着替えてのパーティーが開かれます。衣装は船内で借りることができます。
全長約6650kmもある世界最長の大河・ナイル川。 定期的な増水は流域をうるおし、古代エジプト文明を生み出したことから、「エジプトはナイルの賜物」と称されてきました。 エジプトは砂漠が多い国ですが、ナイル川周辺は緑であふれています。交通手段としての川、生活用水としての川…。 はるか昔からエジプトの人々はナイル川と深く結びついた暮らしを送ってきました。 インドのガンジス川、タイのチャオプラヤ川、中国の長江(揚子江)などと同様に「生命の源」となっている川なのです。
エジプトは毎日がゴルフに適した絶好のスポットです。海辺コース、砂漠コース、オアシスコースなど、12ヵ所にワールドクラスのゴルフコースがあります。歴史ある3ヵ所のコースは19世紀、ゴルフの発案者によって設計されました。紅海では初級者から上級者までダイビングを楽しむことができます。ベストシーズンは4〜10月といわれています。 海底には色あざやかなサンゴ礁がひろがり、数多くの魚が生息し、ナポレオンフィッシュやクマノミ、ゴールデンバタフライフィッシュなどの、日本では水族館でしか見ることができないような珍しい海中生物と出会えることができます。 また、周辺には洗練されたビーチリゾートも多数あり、高級ホテルに滞在して、ゆったりとした贅沢な休暇を過ごせるでしょう。