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古代ロマンにふれる旅 エジプト・ルクソール

7000年もの太古より、大河ナイルを中心にして栄えてきたエジプト。ピラミッドや神殿といった遺跡や絢爛豪華な副葬物の数々は、私たちにロマンやミステリーを感じさせ続ける、魅力にあふれる国。今回はナイル川中流に位置し、「古代都市テーベ」として知られるルクソールを中心に、エジプトの魅力を紹介していきます。

取材協力・写真提供/エジプト大使館 エジプト学・観光局JTBワールドバケーションズ・アマー・ナビール(エジプト料理 ナビさん)
古代ロマンにふれる旅 エジプト・ルクソール
名称 エジプト・アラブ共和国
首都 カイロ
面積 約100万km2
人口 約7889万人(2006年7月推計)
言語 公用語はアラビア語(英語、フランス語も広く使用される)
通貨 エジプトポンド(1エジプトポンド=約20円)※2007年11月現在
時差 日本時間よりマイナス7時間
数千年の歴史を巡る 古代の都ルクソール
ナイル川を隔てた東と西 生者の都と死者の都を歩く
王家の谷
王家の谷
ルクソール最大のスポット、西岸のエル・クルン山の岩山にある「王家の谷」。新王国時代(紀元前1500〜1000年前後)のファラオたちの墓が約60ヵ所発見されており、その一部は公開されています。

エジプトといえば古代文明発祥の地。
紀元前3000年ごろに成立した統一国家のもとで、ピラミッドや神殿が建設され、象形文字が使われ、測量術・暦法などの科学技術が発達したところとして知られています。
中でもルクソールは、かつてテーベとよばれた古代エジプトの首都があった場所として、世界中の観光客を魅了しています。

ギリシャの詩人ホメロスが「百門の都」と謳ったこの地域には、ナイル川を挟んだ東西に数多くのモニュメントや高い柱のある神殿が残されています。太陽が昇るナイル東岸には生命と成長の源を意味する「生者の都」としてカルナック神殿やルクソール神殿などが、日が沈むナイル西岸には生命の衰退を意味する「死者の都」として、歴代のファラオが眠る王家の谷や数々の葬祭殿などがつくられています。

ルクソールではカイロとは違った古代遺跡に巡り合えるのに加えて、安定した気候のもと、ナイルクルーズやゴルフといった、大人の好奇心や興味を満たしてくれるメニューが盛りだくさん。
ギザのピラミッドやスフィンクスから、さらに奥へ踏み込んだエジプトの魅力。百聞は一見にしかず、あなたの探していた旅がここにあります。

古代エジプトの息吹を感じる
ルクソール神殿 カルナック神殿 メムノンの巨像
ルクソール神殿
東岸に位置するルクソール神殿は、アメン・ラー神に捧げる神殿として建設され、カルナック神殿とはスフィンクスの参道でつながれていました。
カルナック神殿
東岸北側にあるカルナック神殿。「イプト・イスウト」(もっとも選ばれた場所)と知られた古代エジプト最大の神殿です。
メムノンの巨像
高さ約18mのアメンホテプ3世を模した像。ヒビが原因で夜明けにうめき声のような声が聞こえましたが、修復後は聞こえなくなりました。
古代都市テーベ かつてのエジプト王朝首都
ラムセス2世墓
古代都市テーベの歴史は旧石器時代にはじまるといわれ、紀元前21世紀ごろからおよそ1000年にわたってエジプト王国の首都として繁栄を誇りました。
古代エジプト名は「ウアセト」、または「ネウト」。旧約聖書ではノ・アモン(アメン神の町)とよばれています。カイロから約725km上流のルクソールの町を中心に、ナイル川の両岸にひろがっていました。テーベの最盛期は紀元前1500年前後に新王国が築かれて以来の約500年間。この地域に点在する遺跡群の多くがこの時期につくられています。
エジプトの世界遺産

現在、エジプトには7ヵ所の世界遺産が登録されています。意外に少ないと思われるかもしれませんが、その1ヵ所でいくつもの貴重な遺跡を見ることができます。今回紹介しているルクソールももちろん登録されています。

メンフィス イスラム都市のカイロ シナイ山の聖カトリーヌ修道院
メンフィスとその墓地遺跡
ギザのピラミッドをはじめ、サッカラの階段ピラミッド、ダハシュールの屈折ピラミッド、メンフィス遺跡などの建造物。
イスラム都市カイロ
カイロのイスラム地区やオールドカイロにある7世紀から20世紀に建てられた建造物。
シナイ山の聖カトリーヌ修道院
シナイ半島南部にある世界最古の修道院のひとつ。2002年5月に世界遺産に登録されました。
その他の世界遺産リスト

古代都市テーベとその墓地遺跡(ルクソール) / アブ・ミナ<コプト教遺跡群>(アレクサンドリア) / アブ・シンベルからフィラエまでのヌビア遺跡群(アブ・シンベル〜アスワン) / ワディ・エル-ヒータン<鯨の谷>(カイロ)


ナイルの恵みが凝縮されたエジプト食文化紀行
豚肉やアルコールを使わないバラエティー豊かなハラル料理
料理
羊や牛などの肉料理やシーフード料理、モロヘイヤや豆を使ったもの、エジプトパンなどバラエティー豊かに並ぶ。

ナイル川がもたらす米や豆などの穀物や季節の野菜、地中海でとれる魚介類、と豊富な食材に恵まれたエジプト。イスラム教徒の多い地域だけに、宗教的に豚肉やアルコールを使わないハラル料理が一般的とされ、そのため肉は牛や羊、鶏を中心に、鳩やウサギも食されます。

また、日本でヘルシー野菜 として知られるモロヘイヤも、エジプトから来たものです。栄養価が高く、とろみのあるモロヘイヤスープは古くから人々に親しまれてきました。

エジプトの食事は、昼食が14時、夕食は22時と日本と比べて遅くとります。また、スパイスやにんにくを使う料理が多く、すき焼きのような甘い味付けを好みません。
しかし、デザートとなれば話は別で、菓子類は総じて日本人には甘すぎるほど、とことん甘いのだとか。これも暑さを生き抜く貴重なエネルギー源なのでしょう。

豆料理 ハマム・マシュイ(鳩のグリル) デザート
豆をふんだんに使った料理が多いのが特徴のエジプト料理。手前は、季節野菜をじっくり煮込んだシチュー「ホダール・ムシャッキル」(右)と、エジプトの代表的なスープのひとつ「レンズ豆のスープ」。写真中央は香ばしい香りが食欲をそそる鶏のグリル焼き「チキンカバブ」。 イスラム教の戒律で豚肉を食べないエジプトでは、鳩もよく食されます。写真の「ハマム・マシュイ」(鳩のグリル)は代表料理のひとつ。鳩の中にライスを詰め蒸し焼きにした「ハマム・フィルゲン」も有名。 デザートの種類が豊富なのもエジプト料理の特徴のひとつ。気候、風土のためか、甘さタップリ!
アマー・ナビールさん
アマー・ナビールさん
イスラム教徒の留学生のため、3年前より九州大学箱崎キャンパス内で、屋台「エジプト料理 ナビさん」を出店中。土日は休み。
エジプトの食文化とは?

来日して10年になりますが、妻が日本人なので、家では和食とエジプト料理を食べます。エジプトでは肉や魚を生で食べませんが、日本に来て刺身や寿司が大好きになりました。ただ、すき焼きの甘さは苦手で、私だけ特別なソースを作ってもらうんですよ。慣れ親しんだ味覚はなかなか変えられないものです(笑)。

屋台では1日4〜5種類を販売し、豚肉を使わないラム肉の丼やチキンカバブや、米、パスタ、豆を混ぜた「コシャリ」というベジタリアンに人気の料理もあります。気軽にエジプトの味を体験できますよ!

 
日替わり弁当 チキンドナケバブ オリジナル丼
日替わり弁当 440円前後
この日はレモンに漬け込んだささみ焼き、オクラのトマト煮、トマトご飯。
チキンドナケバブ 320円
エイシというパンにスパイシーなチキンやトマトを挟んだエジプト風サンド。
オリジナル丼 430円
トマトの炊き込みご飯にインゲンのトマト煮と柔らかい仔牛肉をのせた丼。

大人の癒し「ナイルクルーズ」
豪華客船 プール

豪華客船で遺跡をまわる「ナイルクルーズ」。効率的でいて、その優雅に過ごせる時間は、ぜひとも体験したい旅。ルクソールとアスワン間のクルーズは特に有名です。

デッキにはプールがあり、高級ホテルのようなリゾート気分を味わえます。

レストラン パーティー

デッキのレストランから見る沿岸の風景は時の流れを忘れさせてくれ、ゆったりとくつろげます。

夜になると、エジプトの民族衣装に着替えてのパーティーが開かれます。衣装は船内で借りることができます。

世界の大河・ナイル川 エジプトはナイルの賜物
ナイル川

全長約6650kmもある世界最長の大河・ナイル川。
定期的な増水は流域をうるおし、古代エジプト文明を生み出したことから、「エジプトはナイルの賜物」と称されてきました。

エジプトは砂漠が多い国ですが、ナイル川周辺は緑であふれています。交通手段としての川、生活用水としての川…。
はるか昔からエジプトの人々はナイル川と深く結びついた暮らしを送ってきました。

インドのガンジス川、タイのチャオプラヤ川、中国の長江(揚子江)などと同様に「生命の源」となっている川なのです。

意外!驚き!! エジプトリゾート ビーチ・ゴルフetc

エジプトは毎日がゴルフに適した絶好のスポットです。海辺コース、砂漠コース、オアシスコースなど、12ヵ所にワールドクラスのゴルフコースがあります。歴史ある3ヵ所のコースは19世紀、ゴルフの発案者によって設計されました。紅海では初級者から上級者までダイビングを楽しむことができます。ベストシーズンは4〜10月といわれています。
海底には色あざやかなサンゴ礁がひろがり、数多くの魚が生息し、ナポレオンフィッシュやクマノミ、ゴールデンバタフライフィッシュなどの、日本では水族館でしか見ることができないような珍しい海中生物と出会えることができます。
また、周辺には洗練されたビーチリゾートも多数あり、高級ホテルに滞在して、ゆったりとした贅沢な休暇を過ごせるでしょう。

ビーチリゾート オアシスコース ゴルフコース
地中海や紅海の沿岸にはビーチリゾートが数多くあり、リッチな休日を体験できます。また、ダイビングスポットとして有名です。 砂漠やオアシスコースといった、なかなかお目にかかれないゴルフコースがあります。 ピラミッドを見ながらゴルフが出来るなんて・・・知らなかった!
 
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