画像提供:英国政府観光庁 http://www.visitbritain.jp/
「女王陛下の宮殿にして要塞(Her Majesty’s Royal Palace and Fortress)」の別名で呼ばれるように、エリザベス1世が即位前、一時的にメアリーT世によって収監されたことがあり、長い歴史の中で、国王が居住する宮殿として使用されてきました。
もともとは、1066年にイングランドを征服したウィリアム1世が1078年にロンドンを侵入者から保護するため、約20年の歳月をかけて完成したもの。時々の王位継承争いの舞台にもなった場所として、その歴史的価値の高さから1988年に、ユネスコの世界遺産登録が認められました。現在も、英国王室の宮殿として使用され、世界最大級のダイヤモンドとして知られる「偉大なアフリカの星」など、煌びやかな展示品も陳列される一方、王位争いに敗れた多くの貴族たちが収監され処刑された裏側の悲しい歴史も秘めています。
英国観光の目玉ですが、テムズ河畔の水位が地球温暖化によって上昇しており、塔の存亡に影響が出始めています。
王室の要塞にふさわしい独特の華麗さと荘厳さが魅力
ポイント1:ビーフィーター(ビーフ好き)と呼ばれる塔内の矛槍兵
塔の中には、矛槍兵が42人おり、独特の衣装で訪問者の案内をしてくれます。
ポイント2:ジュエルハウス(宝物館)
美しい戴冠用の家宝が収められており、世界最大のダイヤ「偉大なアフリカの星」は、530カラット。
ポイント3:ブラッディー・タワー(血の塔)
多くの王族や反逆者が拷問され、処刑された塔。現在、当時の状況が再現されています。
各旅行会社が、海外現地ツアーなどを設定しており、約3時間で大人約8000円のコースがあります。この中に、国会議事堂、ウェストミンスター寺院などの名所と一緒に、ロンドン塔が組まれています。
イギリスで最も美しいゴシック建築物の一つ。11世紀に、エドワード懺悔王が建設しました。以来、何世紀もの間、歴代の英国国王の戴冠式や結婚式、葬儀などの舞台となった場所。歴代の王族をはじめ、政治家、芸術家などが多数埋葬されている。多くの学校や職場で使用されている始業、終業の「チャイム」の音階は、この寺院のため、1927年に作曲された「ウェストミンスターの鐘」が元といわれています。