写真提供:中国国家観光局(大阪)
九寨溝は、数千万年前の氷河の侵食でできた湖や浅瀬が数多くある峡谷。四川省阿覇チベット族チャン族自治州・九寨溝県にあります。3つの谷の中に9つのチベット族の村が点在していることから「九寨溝」の名がつきました。1992年12月に世界自然遺産に登録。1995年に自然生物保護区に登録され、豊富な観光資源と動物資源に恵まれたこの山奥にある聖地に、多くの人が訪れるようになりました。約110ヵ所ある湖の水は、汚染されていない透き通った水のため、太陽光線を透過・反射してエメラルドグリーンの幻想的な美しさを見せます。観光区の実際に見学するエリアは約80?にも及びますが、徒歩観光の他に、ルックJTBなど旅行会社のチャーターバスで、しっかりと各ポイントを回ることができます。福岡発でツアー費用は、27万円?31万円くらい。野生のパンダや沙羅樹(しゃらのき)などの動植物も多く生息しています。
1.樹正溝(樹正瀑布、樹正群海、臥龍海、樹正村)
春から夏の季節は、湖の水面に映る緑の木々が、より一層、美しい季節です。
2.則査窪溝(長海と五彩池)
特に長海は、見どころの一つ。標高3101m、長さ4349m、最大幅415mの九寨溝最大の湖です。五彩池は、光の角度によって色が変化する様は必見です。
3.日則溝(五花海、孔雀河道、珍珠灘瀑布、鏡海)
鏡海は早朝から夕方まで、水面の美しい光の投影を見ることができます。熊猫瀑布も、水が豊富で見どころありです。
九寨溝から南に100kmの地点には、岷山山脈の主峰・雪宝頂山の麓の峡谷に、世界自然遺産に指定された黄龍があります。黄龍は、九寨溝と同じく、石灰岩を含む自然の造形ですが、標高3000mの高所に、3000以上の大小の棚田状の湖沼が連なり、水の深さや光の加減でさまざまな色彩を魅せます。その湖沼が伝説上の「黄龍」の鱗に見えることから、この名がつきました。2〜3時間の登り道になるため、高山病には要注意です。
写真提供:ペルー政府観光局
世界遺産といえば、必ず名前が挙がるほど人気の高いマチュ・ピチュ遺跡。インカの言語・ケッチュア語で「古い峰」の意味があります。山の頂上にあり、空からしか存在がわからないため「空中都市」と呼ばれ、未だに謎の多い遺跡です。1911年に、歴史学者のハイラム・ビンガムが発見し、1983年に世界遺産となりました。スペイン侵略の際にインカ人が逃げ込んだ秘密都市なのか、標高2280mの頂上までどんな方法によって巨大な石を運んだのか、尾根伝いの水路を使った見事な水利システムをだれが考えたのか、いくつかの神殿のようなものは何か、などまだまだはっきりしていない謎が多くあり、ミステリアスな旅が好きな人には必見の遺跡といえます。他にも、ナスカの地上絵やインカ帝国の都だったクスコ、リマなどの観光も含め、約2週間のツアーで、費用は約90万円?150万円程が目安です。
1.インティワタナ
最頂点部分にある高さ1.8mの日時計のこと。かつての原住民たちの太陽信仰を表しているともいわれ、大石を削って作られています。
2.神殿
遺跡内には、多くの神殿があり、インカの石組の素晴らしさ、それぞれの神殿の意味を探ることも楽しめます。特に美しい曲線を描く太陽の神殿、主神殿、コンドルの神殿などがポイントです。
3.見張り小屋
遺跡が紹介される際に、よく使われるマチュ・ピチュとその後ろにそびえるワイナピチュ(若い峰)が入った写真(上の写真参照)は、この見張り小屋から撮影されています。写真を撮るスポットとしてオススメです。
イグアスの滝は、南米大陸のアルゼンチンとブラジル、パラグアイの三ヵ国にまたがる世界三大瀑布のひとつ。最大落差は80m以上で滝幅は4kmにもなり、アルゼンチン側から眺める「悪魔の喉笛」と呼ばれる場所が、大迫力の有名スポットです。バス、列車、船、ヘリコプターで観光できます。ボートで直接、滝に突入することもできます。
写真提供:日本アセアンセンター観光部
アンコール(王都)ワット(寺院)の名の通り、12世紀前半、アンコール王朝のスールヤヴァルマン2世により、ヒンズー教寺院として建立された、あまりにも有名な世界遺産。敷地は東西1500m、南北1300m、幅200mの壮大なスケール。数々の美しい彫刻、そして傑作と絶賛される見事な建築物は、宗教観をこえた宇宙観、精神世界を見る者に感じさせます。第一回廊から第二回廊、さらに第三回廊の地上65mの中央祠堂にたどり着く頃には、独特の壮麗なパワーが参拝者を包み込みます。アンコールトムも東西・南北3qの広大なジャングルの中に造られた一つの都市。約8mのラテライトの城壁の中にあるバイヨン寺の四面仏、観世音菩薩などの微笑に囲まれ、心のやすらぎを覚えます。費用は14万円?26万円程が目安。日本からは、ベトナム・ホーチミン乗り継ぎで約5時間と短時間で行けるようになりました。
1.アンコールワットの第一回廊壁画
そこは、すべて宗教説話を表したレリーフで飾られており、当時の宗教観までが目に見えてきます。それはまさに、建物の形をした思想であり、歴史本です。
2.アンコールワットの彫刻と第三回廊にある中央祠堂
繊細で細部にわたって施された彫刻や文様の意味を考えるだけでも、その思いが伝わってくる。第三回廊にある中央祠堂の急勾配の階段を登りきり、遺跡の全容を眺めた時、また格別の感覚がわきあがってくるでしょう。
3.アンコールトムの第一回廊
一歩中に入り、上に登ると「クメールの微笑み」に出会えます。その他、中央塔下部の観世音菩薩の穏やかな顔が、気持ちを癒してくれます。
巨大なガジュマルの根に覆われた遺跡がある「タ・プローム」のコースやアンコール遺跡群の中で最も古い部類の「ロリュオス遺跡」のコース、密林の中にある巨大寺院「ベン・メリア」のコースなど、多くのモデルコースもあり、事前にチェックしてお好みのコースを楽しんでください。